大豆畑トラストだより6月号が発行されました
2022年度の大豆畑トラストが始まります
~安心のできる農産物と食料自給率の向上を都市と農村の交流で〜
今こそ、分かり合い、分かち合い、今、新たに!
今回、新庄大豆畑トラストのホームページを更新し、あしおと( 葦音) の語彙とロバのロゴを付け加えました。
寓話を参考にして、あし( 葦) に、世の中へじわりじわりと私達の声が届くように!との想いを込め、ロバに、生産者と消費者との切っても切れない関係性の象徴を示しました。
更新後も、まだまだ不備な所がたくさんありますので、少しでも早い改善を目指しますが、皆さんからも、こう改善しての要望や、こう更新してみたら、の気づきがありましたらお伝え下さい。
ゲノム編集食べ物の危険性については、これからはブログなどから発信していきます。
今年も、一年宜しくお願い致します。
ゲノム編集(食べ物)という危うさ(7) 筆:消費者事務局 飯島 定幸
今、作成されているコロナウィルスワクチンがmRNA 由来であることのリスクについては「遺伝子組み換え食品 NO ! キャンペーン」代表の天笠啓祐さんの見解を読んでいただいて、ここでは、今までも紹介してきた福岡伸一ハカセが、コロナ禍でヒトがたじろいでいる事態についてどう考えるかの一助になる言及をしている本が出たので推薦致します。
コロナ禍要素の一つに、今まで「見えない」でいたモノが、「見える」化になったこと(例えばPCR検査で、症状が出ていなくても既に罹患している陽性者として突如認定、絵図でしか見てこなかったウィルスが映像で見れるようにナノメートル・ミクロの世界が高速原子間力顕微鏡で” 動く像” として見ることが可能に)が大きく作用して、漠然としていた不安が、何か解ったかのような具体的不安感覚にされてきていることがあると。
しかし、地球からウィルスの存在を排除したり消去したりする事ができると云うことでは決して無いので、唯々受け入れ共生していく行く道を探るしかないと。38 億年の生命の歴史過程を辿れば、ウィルスと相互関係に合ってこそ生命は生き続けていることを今こそ見つめ直おうそうと。
この論の帰結は、健康な状態にしておけば、やがて免疫系がウィルスを駆逐してくれると云う事。思うに、望ましくない遺伝子の排除の短絡的思考が、優生思想をもたらし、遺伝子組み換え食品の危険性を蔑ろにする食品政策を続けさせています。
差別の助長と食品被害が繰り返されないように、日常の私達こそが率先して、“生命のあり方を考えましょう” ただ、この本からだけでゲノム組み換え・編集技術(食品) の危うさ?遺伝子治療とは?受精卵着床前診断?優性思想?等々の全容が理解出来るわけではないので、今回の『ポストコロナの生命哲学』に引き続き、福岡伸一著の『生物と無生物のあいだ』『動的平衡( 新版)』『世界は分けてもわからない』『ロハスの思考』の一読・再読を。
私たちで、遺伝子組み換え食品NO!の安心のできる・美味しい食べ物の自給性を高めるためには、生産者との交流を築いて助けて合って、分かり合って、分かち合って、協働し合って、再生産のできる購買提携を結び合う関係を作ることです。
『山形新庄大豆畑トラストだより6 月号』はダウンロードしてもお読みいただけますので是非どうぞ。
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