ホーム » 葦音(あしおと)の由来
「山形県の母なる川」と呼ばれている最上川。自然豊かに様々な生き物たちが生息しています。葦もそのひとつ。葦は風が吹いて地面に倒されても、茎が柔軟なため折れることがありません。やがて起き上がって上に向かって生長していきます。また、かつての日本では水田の敷き草として使われた葦は稲の肥料となっていたそうです。葦で有名なお話を知っていますか?「王様の耳はロバの耳〜!」秘密を閉じ込めた穴の上からいつの間にやら葦が生えてきて、サワサワ、サワサワと揺れるその音はおおさまのみみは ろばのみみおおさまのみみは ろばのみみと聴こえるようになったそうです。ヒミツにするはずの言葉も葦にかかっては街中に拡がってしまう。なんとも力強い生き物…!私たちの活動は今まで、ひとつひとつ、一人一人に自分達の足で、口で、言葉で拡げてやって来ました。この先も葦の音の様に、サワサワ、サワサワと安心な食べ物を選ぶ大切さ、有機農業を守る行動が日本中へ拡がっていきますように。おうさまのみみは ろばのみみ…ゆうき のうぎょう ひろげようあんぜんなたべもの だいじだよ
ロバは昔から農家とは切り離せない相棒の様な存在です。
それと同じように、私たち消費者と生産者が切り離せない相棒の様な関係になるようにとの
想いを込めて”葦と驢馬”を山形新庄大豆畑トラストのアイコンとして描きました。